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【その十】今日の山はどうだい?
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【その十七】花は、ただ咲く。
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【その三】 今年の夏も、みんなで線香花火。
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【その二十九】すき焼きの意味
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【その十六】母さんが一番残したかったもの。
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【その二】 一本のりんごの木と、これからの時間。
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【その二十六】銀杏の木
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【その二十一】二杯だけの約束
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【その一】 おじいちゃんは、今日も食卓にいます。
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【その八】 また、家内と旅に出ようと思います。
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【その二十】母と、この団地で暮らし続けます。
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【その四十八】指切りげんまん
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【その三十一】母ちゃんのおむすび
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【その十九】母さんは、どこへでも来てくれました。
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【その十二】鎌倉の波がここにはあります。
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【その十四】ちょっと行ってくるけん。
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【その三十七】 スマホの画像
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【その三十六】母ちゃんの煮つけ
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【その十五】あの子は、今日も富士山を見ている。
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【その四十五】墓守さん
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【その四十六】順番
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【その四十】心配性
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【その五】 母がくれた、「作ってみたら」の一言。
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【その十一】 今日も、砂場で飛んでいます。
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お墓じまい後の物語

【その二十】母と、この団地で暮らし続けます。
正直なところ、 はじめは粉骨という言葉に興味はありませんでした。 ネットで見かけても、 そのまま通り過ぎていたと思います。 私が探していたのは、 樹木葬や合祀墓でした。 だからきっと、 目に入っていても気づかなかったのでしょう。 私たち母子がこ... -
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【その十九】母さんは、どこへでも来てくれました。
実は、お恥ずかしい話ですが、 母が亡くなったあと、 相続のことで少しもめてしまいました。 私は長男です。 姉が一人います。 父は先に亡くなり、 その後、母も旅立ちました。 私は建設会社で技術職をしていたため、 全国を転勤して回る暮らしでした。 一... -
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【その十八】午後五時になると。
午後五時になると。 私たちには子どもがいません。 若い頃、 「二人だけの人生もいいよね。」 そんなふうに話していた時期もありました。 でも、いざ本当に子どもが欲しいと思った時には、 なかなか授かりませんでした。 不妊治療も受けました。 あと少し... -
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【その十七】花は、ただ咲く。
花は、ただ咲く。 はじめは、正直なところ深く考えていませんでした。 派手な遊びも苦手。 流行を追いかけることもありません。 若い頃は、本ばかり読んでいました。 文学も。 漫画も。 小説も。 面白そうだと思えば、何でも手に取りました。 就職は事務員... -
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【その十六】母さんが一番残したかったもの。
母さんが一番残したかったもの。 ある日、父から電話がありました。 「今度の日曜日、兄弟三人そろって帰ってこい。」 お正月でもないのに。 何かあったのだろうか。 そう思いながら実家へ向かいました。 兄は難しい顔をしています。 弟も、どこか落ち着き... -
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【その十五】あの子は、今日も富士山を見ている。
あの子は、今日も富士山を見ている。 「粉骨なんだって。」 「お墓じゃないんだって。」 「そうなんだね。」 そんな会話を、お母さんたちがしていました。 先月、息子の一学年上の男の子が亡くなりました。 病気だったそうです。 でも、私の記憶の中のあの... -
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【その十四】ちょっと行ってくるけん。
ちょっと行ってくるけん。 私が粉骨を選んだのは、偶然ではありません。 そのような供養の方法があると初めて知った時、 「それだ。」 そう思いました。 私には、どうしても叶えたい願いがあったからです。 私は母子家庭で育ちました。 母は昔から胃腸が弱... -
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【その十三】父が最後に残した、一冊の文庫本。
父が最後に残した、一冊の文庫本。 「わしも、これにしよう思てる。」 そう言って父は、一冊の文庫本を私へ放りました。 読書好きとは思えない父が読んだのでしょう。 表紙には何度も開いた跡があり、 ページの角は折られ、 手に馴染んだような柔らかさが... -
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【その十二】鎌倉の波がここにはあります。
鎌倉の波がここにはあります。 私たちは、人生のすべてを、この鎌倉の海からもらったような気がしています。 若い日の夕暮れ。 いい波も潮につぶされる頃、 彼はサーフボードを抱えて海から上がってきました。 私はボディボードを横に置き、 夕日に照らさ... -
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【その十一】 今日も、砂場で飛んでいます。
今日も、砂場で飛んでいます。 私は陸上部です。 専門は走り幅跳び。 子どもの頃から砂場が好きでした。 助走して、 踏み切って、 ふわっと宙に浮いて、 そして砂へ着地する。 あの「ザクッ」と足に伝わる感触が、たまらなく好きなのです。 でも、私はいつ...
